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2014年2月28日(金)

NPT再検討会議向け運動

静岡 3・1ビキニデー国際交流会議

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(写真)核兵器全面禁止に向けた運動を報告しあう、国際交流会議の参加者たち=27日、静岡市駿河区

 2014年の3・1ビキニデー集会が27日、静岡市で始まりました。今年の3月1日は、米国が太平洋・ビキニ環礁で行った水爆実験で日本の漁船第五福竜丸が被災して60年です。集会初日は日本原水協全国集会・国際交流会議が開かれ、「2015年へ、核兵器全面禁止の巨大なうねりを」をテーマに、海外代表3人を含む160人が参加しました。

 アメリカフレンズ奉仕委員会のジョゼフ・ガーソンさんは、15年に核不拡散条約(NPT)再検討会議がニューヨークで開かれる機会に「被爆者と日本の活動家が全米各地を遊説し、米国内の運動を構築するのを援助してほしい」と訴え、同再検討会議を核兵器廃絶条約の交渉開始につなげようと述べました。

 非核フィリピン連合のマラヤ・ファブロスさんは「運動への支持を高めるには、若者を巻き込むことが大切だ」と指摘。フランスのヒロシマ・ナガサキ研究所代表の美帆シボさんは、同国でも核兵器に反対する新しい運動が生まれていることを紹介しました。

 日本原水協代表理事の高草木博さんは「日本国民の中でも大きな変化が進んでいる」と指摘。住民ぐるみの運動を進めることが大事だと強調しました。

 討論では、NPT再検討会議に向けた「核兵器全面禁止のアピール」署名推進の取り組みの紹介やニューヨークへの代表派遣の決意表明などがありました。

 熊本から初参加の男性(30)は「子どもの将来のために核兵器も戦争もなくしてほしいと感じた。学ぶことの重要性がよく分かった」と話していました。


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