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2014年2月24日(月)

EU派遣は均等待遇

高橋議員 日本の法改悪批判

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(写真)質問する高橋ちづ子議員=21日、衆院厚生労働委

衆院厚労委

 日本共産党の高橋ちづ子議員は21日の衆院厚生労働委員会で、今国会提出の労働者派遣法改悪案を批判しました。

 高橋氏は、政府の規制改革会議のワーキンググループがEU諸国を例にあげ、派遣社員を正社員の代わりに使う「常用代替」を解禁せよと求めていることを指摘。「そもそもEU諸国はEU派遣労働指令により、派遣先の正社員との均等待遇という原則がある。この均等待遇に踏み込まずに常用代替だけというのは議論にならない」と指摘しました。

 田村憲久厚労相はEU諸国と状況が違うと認め、「非正規と正規の待遇をなるべく近づける努力をしていかなければならない」との考えを示しました。

 高橋氏が、厚労省の研究会による報告書(昨年8月)が「派遣先は派遣労働者を、雇用主の責任を負わずに容易に入手できる労働者とみる傾向が生じ利用が拡大する」と指摘していると迫ると、厚労相は「雇用の安定性は確かに直接(雇用)の方があるのかもしれない」と認めました。


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