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2014年2月21日(金)

介護保険料5千円突破

40〜64歳 4月から値上げ

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 40〜64歳が支払う介護保険料が4月から307円上がり、1人あたり月5273円となる見込みであることが20日までにわかりました。介護保険制度が発足した2000年度(2075円)の約2・5倍に達し、初めて5千円を超えます。

 厚生労働省が、14年度の公的介護費用(地域支援事業費を含む)を9兆3031億円、40〜64歳の被保険者数を4264万人と見込み、1人あたり保険料を算出しました。介護費用は12年度と比べて1兆1261億円の増加。4月からの消費税増税の影響も含んでいます。

 介護保険は利用者負担分を除いた介護費用の50%を保険料でまかなう仕組み。うち29%分が40〜64歳の保険料、21%分が65歳以上の保険料です。国の負担を2割台に低く抑えているため、保険料が上昇していきます。

 40〜64歳の保険料は毎年改定されます。実際の額は所得などによって異なり、会社員や公務員は基本的に労使で折半します。

 65歳以上の保険料は3年ごとの改定。12〜14年度は全国平均で1人あたり月4972円となっており、15年4月に値上げが見込まれます。

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