2014年2月12日(水)
原発ゼロ 再稼働反対
集会・デモ 3月11日前後 41都道府県で計画
東京電力福島第1原発事故から、3月11日で3年。この日を中心に、41都道府県(11日現在)で「原発ゼロ」「再稼働反対」を掲げた集会やデモなどの行動が計画されていることが、原発をなくす全国連絡会の調べで明らかになりました。
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東京都では、原発をなくす全国連絡会、首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アクションの3グループが9日を「NO NUEKS DAY(ノーニュークスデイ)」とし、共同で「原発ゼロ☆大統一行動」を行います。(地図参照)
安倍晋三政権は、エネルギー基本計画で「2030年代の原発ゼロ」の方針を投げ捨て、「基盤となる重要なベース電源」と位置づけて、原発の再稼働に突き進もうとしています。これに対し、同3グループは「全国からかつてない規模の行動を起こし、大集結して原発を終わらせましょう!」と呼びかけています。
「原発ゼロ☆大統一行動」は午後1時から日比谷野外音楽堂で集会を行い、2時から請願デモに出発。同時に国会を包囲し、3時半から国会前大集会を行います。また、11日を中心に全国各地で共同して行動する「NO NUKES WEEK(ノーニュークスウィーク)」を呼びかけています。
各地でも多彩な行動が取り組まれます。
北海道電力泊原発がある北海道では、8日に「フクシマを忘れない! さようなら原発北海道集会」を開きます。泊原発を再稼働させずにそのまま廃炉にし、大間原発(青森県大間町)の建設をやめさせることを掲げ、札幌市で集会を開き、パレードします。
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青森県では9日、青森市で「さようなら原発・核燃『3・11』青森集会」を開き、詩人のアーサー・ビナードさんの講演やデモ行進などを予定しています。
大阪府では9日に、「さよなら原発3・9関西行動」を大阪市で開き、和太鼓の演奏や講演、写真展やDVD上映会などの特別企画や、大集会を催します。「若狭をはじめ、すべての原発をなくすため、大きなNO! の声をあげましょう」と呼びかけています。
中国電力上関原発の建設が予定されている山口県では、「新しい時代に。1万人集会!」と掲げて8日に山口市で「上関原発を建てさせない山口県民大集会」を開きます。2部構成の催しで、集会だけでなく、お祭り広場なども計画しています。
鹿児島県では16日に鹿児島市で「3・16さよなら原発! かごしまパレード」を開きます。「放射能から解き放たれた南九州の未来を手にするために、全国から集う」と訴え、1万人規模の参加をめざしています。
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