2014年2月12日(水)
やんばるの森と暮らし守る
米軍着陸帯反対 那覇でパレード
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やんばる(沖縄本島北部)の貴重な自然と生活環境を壊す東村高江への米軍オスプレイ着陸帯(パッド)建設反対を広く訴えるサウンドパレードが11日、那覇市国際通りで行われました。建設中止を求めて高江で座り込みを続ける「ヘリパッドいらない住民の会」が呼びかけ、インターネットによる発信などを通じて県内各地から約300人が参加しました。
三線(さんしん)やトランペット、バンジョーなど多彩な楽器が奏でる演奏に合わせ、参加者は幼児から年配者まで、持ち寄った鳴らし物をたたいて行進。にぎやかなパレードに、沿道からは盛んに声援や手拍子が送られました。
7歳の娘を連れて夫と参加した女性(36)=那覇市=は「同じ沖縄に暮らしていながら、当たり前の生活が脅かされている高江の人たちに、少しでも力になれたら」と語りました。
障害者施設の仲間とともに車いすで行進した男性(33)=沖縄市=は「高江住民のみなさんが米軍ヘリパッド建設のせいで安心して生活ができない状況は、国の冷たい政治で自立を妨げられている私たち障害者の問題と共通する部分があると思います。人ごとじゃありません」と話していました。