2014年2月11日(火)
広範な都民と協力
都知事選結果 山下書記局長が会見
日本共産党の山下芳生書記局長は10日の記者会見で、東京都知事選で宇都宮健児氏が大健闘したことについて「日本共産党が昨年、都議会で第3党に躍進し、参院選で東京では比例第2党に躍進したことが、都知事選で大きな役割を発揮する力になった。政策・公約の実現に向け、広範な都民と引き続き協力したい」と表明しました。
このなかで山下氏は、党が推薦した宇都宮健児氏が▽福祉・暮らしを削って巨大開発に注ぐ「逆立ち」都政の転換▽安倍政権の暴走政治に審判を下す―「大義ある旗」を掲げたことが大きな力を発揮したと強調しました。また、「政党、団体、個人に新しい共同が広がり、気持ちのいい共同をたたかうことができたのは大きな財産だ」と語りました。
自民・公明が推した候補者が当選したことで政府が原発の再稼働に動くという見方についても見解を問われ、「原発問題だけの選挙ではなかった。政府・与党がむしろそういう設定をしていた。選挙結果をもって、政府の原発政策が支持されたわけではない」と指摘しました。