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2014年2月10日(月)

「国防研究開発」を批判

田村議員 軍事関連援助の恐れ

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(写真)質問する田村智子議員=7日、参院文教科学委員会

 日本共産党の田村智子議員は7日の参院文教科学委員会で、米国防総省の国防高等研究計画局をモデルに政府の総合科学技術会議がトップダウンでテーマを選定して研究開発を進める「革新的研究開発推進プログラム」の中止を求めました。

 質問で田村氏は「短期間で成果を求め、研究者・研究機関の使い捨てが懸念される」と批判。後藤田正純内閣府副大臣は「国家事業でやる以上は研究者の方もハイリスク」と答えました。

 田村氏は、同プログラムがテーマの設定で「デュアルユース(軍事、民間の両面利用)技術を視野に入れる」としたことを指摘。研究開発を指揮するプログラムマネジャーに防衛省技術研究開発本部(技本)職員が就くことを「妨げない」(後藤田副大臣)とする政府の姿勢を改めて確認し、「(技本が)研究機関に研究を発注する枠組みをつくることに大変な危惧がある」と批判しました。

 委員会後に開かれた参院本会議で、同プログラムに550億円の基金を積む法案が自民、公明、民主、社民、生活、新党改革の賛成多数で可決成立しました。日本共産党、みんなの党、日本維新の会は反対しました。


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