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2014年2月9日(日)

主張

都知事選投票

宇都宮氏で希望の政治実現を

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 首都の政治決戦、東京都知事選は大激戦のまま投票日を迎えました。暮らしと福祉に冷たい都政を切り替え、安倍晋三政権の暴走に首都の有権者がノーを突きつけるかどうか。全国が都民の審判に熱いまなざしをよせています。都政の転換、安倍政治暴走ストップを正面から掲げる唯一の候補、「希望のまち東京をつくる会」の日本弁護士連合会前会長・宇都宮けんじ氏=日本共産党、社民党など推薦=の勝利を実現し、東京と日本の未来を大きく切り開きましょう。

都民の願いを一身に

 小さい赤ちゃんを抱っこしたお母さんが寒風のなか、「安心の保育のために宇都宮さんを」と懸命に訴えます。福島原発事故によって避難生活を続ける被災者がかけつけ「宇都宮さんの勝利で、原発ゼロの都民の声を示して」とエールをおくります。ブラック企業で酷使された青年が、生活困窮者やサラ金被害者の救済に取り組む人たちが「ぜひ宇都宮氏を」と力を込めて語りかけます。

 幅広い都民、国民から続々と寄せられる期待と願いを一身に受ける宇都宮氏は、暮らしを守り、平和・民主主義の発展を求める人たちの、文字通りの代表です。

 宇都宮氏は40年以上、社会的に弱い立場に置かれた人たちにつねに心を寄せ活動を続けてきた庶民派弁護士です。日弁連会長時代には、東日本大震災被災者支援の先頭にたったほか、「原発からの撤退」意見書や、秘密保護法制反対の意見書を発表するなど大きな役割を果たしました。人間味あふれる姿勢、卑劣な脅迫にも屈せずヤミ金被害者救済に尽力する勇気と不屈さ、実行力は、知事として“即戦力”の資質です。

 石原慎太郎元知事から猪瀬直樹前知事までの14年間の冷たい都政を転換できる政策と力を持っているのは、生活者の目線から都政をただし、大企業の横暴を遠慮なく追及できる宇都宮氏だけです。

 舛添要一元厚労相は、冷たい都政を継承・拡大するだけでなく、安倍悪政を都民に押し付ける立場です。安倍首相と山口那津男公明党代表がそろって舛添氏応援にたったのは、その象徴です。東京を自公政権の暴走の“拠点”にすることは、都民の願いに逆行します。細川護熙元首相は「規制緩和」などを絶賛し、冷たい都政の基本を受け継ぐ立場です。

 知事選の発端となった猪瀬前知事のヤミ献金疑惑の徹底解明を訴え続ける宇都宮氏だからこそ、クリーンな都政が実現できます。

 国会審議で安倍首相は、集団的自衛権行使容認、改憲の姿勢を強め、「戦争する国」へ突き進もうとしています。安倍政権の暴走にストップをかける最大の力は、国政の重要課題で安倍政権と対決姿勢を貫く宇都宮氏の勝利以外にありません。原発ゼロの確かな一票は、主張でも行動でも原発ノーを貫く宇都宮氏にしか託せません。

力あわせ政治を前に

 冷たい都政と決別する絶好のチャンスです。侵略戦争を美化し、世界からも警戒の声があがっている安倍政権に首都の有権者がノーを示すことは、国際的にも意義があります。米軍新基地建設を狙う安倍政権に痛打を与えた沖縄県名護市長選での稲嶺進市長の勝利に続き、宇都宮氏の勝利を実現し、東京と日本の政治を前にすすめようではありませんか。


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