2014年2月7日(金)
論戦ではっきり
都民の願い宇都宮さん
宣伝・対話 支持拡大全力
激戦が続く東京都知事選(9日投票)で6日、日本弁護士連合会前会長の宇都宮けんじ候補(67)=日本共産党、社民党など推薦=の応援に入った日本共産党の山下芳生書記局長は、「都民の願いにこたえる候補者は宇都宮さんであることが、これまでの論戦ではっきりした」と訴えました。宇都宮候補の陣営では、全有権者規模の宣伝と対話・支持拡大に全力をあげています。
(関連記事)
|
「都知事選に立候補している宇都宮けんじ候補のボランティアです。宇都宮候補にぜひ一票を」「宇都宮候補が当選すれば、都政は本当に変わります」。宇都宮候補の事務所(新宿区)は電話で支持を訴える人の熱気に包まれていました。
固定電話16台に加え、前日からは携帯電話10台も用意し、ボランティアの人たちが次々に電話をかけています。ボランティアは、都内だけでなく全国各地から駆け付け、連日40人ほどが毎日約4000軒に電話をかけています。
電話の向こうからは「医療の充実や高齢者のための都政をしてほしい」「やっぱり福祉のことが心配」など切実な声が―。対話が弾み、支持を約束する人も日々増えています。
選挙事務所スタッフが「まだ30%の有権者が投票する候補を決めていない。一票一票広げ、最後まで頑張り抜こう」とよびかけました。ボランティアの人たちから大きな拍手がわきました。
この日、電話で訴えた埼玉県の女性(59)は「弱い人に寄り添って、脱原発など霞が関の行動でも、雨の中、傘もささずにいっしょに立ってくれる宇都宮さんをどうしても当選させたい」と話していました。