2014年1月30日(木)
消費税増税は悪循環
ラジオ番組で 小池副委員長語る
日本共産党の小池晃副委員長は29日放送のラジオ日本の「岩瀬惠子のスマートNEWS」に出演し、通常国会の論戦や東京都知事選などについて語りました。
小池氏は、今国会で秘密保護法廃止法案を提出すると表明するとともに、4月からの消費税増税について、「働く人の賃金がまともにあがっていないもとで消費税を上げたら、いろんなものの売れ行きが落ち、経済の悪循環になっていく」と増税の実施中止を強調しました。岩瀬さんも「(政府がいう)好循環実現どころか、悪循環になってしまう」と応じました。
通常国会での政党状況について岩瀬さんは「野党がもっとがんばらないといけないという話もある」と語りました。小池氏は、日本共産党の「ブラック企業規制法案」提出後に厚生労働省がブラック企業の調査に乗り出したことなどを踏まえ、「私たちが法案を提出したら、政府がこれに応えた部分もある。安倍政権と対決すべきところはしっかり対決しながら、前に進められる課題は、一致できるところから前に進めたい」と決意を語りました。
番組では、東京都知事選で「なぜ共産党が宇都宮けんじさんを応援しているのか、もう一度説明をしていただければ、自分たちもより良い選択ができる」との聴取者のメールが紹介されました。
小池氏は「都政全般にわたる問題が問われるとともに、安倍政権の暴走に審判を下す選挙です」と指摘。「石原・猪瀬都政の下で、子育て支援や高齢者の福祉が後退してきています。こういった都政を転換して、福祉第一のまちをつくろうと言っているのは宇都宮けんじさんだけ。都知事に最善・最適の候補です」と強調しました。