2014年1月29日(水)
消費税増税中止 政権の暴走阻止
中小業者1600人が決起
|
消費税増税をはじめ安倍晋三政権の暴走を阻止しよう、と全国中小業者団体連絡会(全中連)は28日、東京・日比谷公会堂で全国中小業者決起大会を開きました。北海道から沖縄まで全国の中小業者1600人が駆けつけました。「消費税増税中止」と書いたそろいの鉢巻きをしめ、「腹の底から怒りがわきあがっている。安倍政権とのたたかいはこれからだ」と怒りの訴えが相次ぎました。
主催者あいさつした全中連の国分稔代表幹事(全国商工団体連合会会長)は、「政治を変え、中小業者の支援、増税中止、賃上げで景気を回復しよう」と訴えました。
各地の代表による決意表明では、静岡の代表のリードで、「増税中止!」「絶対中止!」のコールがわき起こり、会場が一体となりました。
東京都知事選をたたかっている宇都宮けんじ候補、全労連の大黒作治議長が激励あいさつしました。
日本共産党の小池晃副委員長・参院議員、倉林明子参院議員が参加。小池氏は、「4月増税中止の一点で共同し、正面からたたかう決意だ。団結の力で安倍政権の暴走をストップさせよう」と連帯あいさつしました。
集会後、国会までデモ行進した男性(76)=新潟市、建築業=は、「国民には大増税 大企業には大減税 もうがまんできない!」と書いた横断幕を掲げました。「安倍首相は、大企業の営業マンだ。仲間と心一つにたたかいを広げていく」と話しました。
全国中小業者団体連絡会(全中連) 中小業者の繁栄と生活向上、業者運動の促進を目的に1972年に結成。全国商工団体連合会、全国保険医団体連合会、全国貸本組合連合会、全国FC加盟店協会の中央団体のほか、36都道府県の業者団体が参加しています。