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2014年1月28日(火)

年金削減不服審査請求 10万人突破

年金者組合 わずか1カ月半

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 年金切り下げは不当だと全日本年金者組合がとりくむ行政不服審査請求の請求人が26日、10万人を突破しました。

 安倍政権は昨年10月分から年金を1%削減、2015年4月までに3段階で計2・5%引き下げようとしています。

 こうした動きに抗議して、同組合は昨年6月の大会で大規模な不服審査請求運動をすすめる方針を決定。同12月の中央委員会で10万人規模の運動をと確認し、わずか1カ月半で請求人が10万1348人に達しました。

 集めた請求書は、31日に全国いっせいに厚生労働省や年金事務所、地方厚生局などに提出し、集会やデモで広くアピールします。

 冨田浩康委員長は「運動をすすめるなかで、高齢者が本当に怒っていることを痛感しました。10万人という請求にこめられた怒りを、今の政府はしっかりと受け止めてほしい。私たちはここで終わりにせず、引き続き請求を呼びかけます」と話しています。


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