2014年1月27日(月)
秘密はいやだ! 10代がデモ
650人にふくれる 渋谷・原宿
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「特定秘密保護法いらない 10代も黙っていられない!」。若者でにぎわう東京・渋谷と原宿の街で26日、10代が企画したデモ「秘密はいやだ! U(アンダー)―20デモ」が行われ、高校生や大学生らが秘密保護法の廃止を求めて声を上げました。
鮮やかなピンク色の文字の横断幕を先頭に「あなたの権利が奪われる」「言いたいことを自由に言いたい」と元気にコールする若者の姿に、交差点で待つ若者からも拍手が湧きあがりました。
沿道から手を振る人や飛び入り参加する人もいて、おとなも加わった隊列は、最終的に650人まで膨れ上がりました。
制服姿で歩いた静岡県沼津市の女子高校生(17)は、法案採決の日、国会前抗議にも参加したと言います。「法律が通ってしまい、悔しくて絶望したけど、まだ終わりではない。世間が忘れないように若者が声を上げていかなければ」
東京都杉並区から参加した女子学生(18)は「政府の思い通りにされてしまう法律は施行させてはいけない」と怒ります。「未来は若い人たちがつくっていくから、私たちも廃止までがんばりたい」と語りました。
沿道から隊列を見つめていた男子高校生(17)は「めっちゃ将来のことを考えていて、スゲーなと思います」と感心した様子。ビラを受け取った子連れの女性(38)は「こんな法律があるんですね。知るきっかけになりました。若い人たちがすごいですね」と話していました。