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2014年1月24日(金)

きょうの潮流

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 半世紀前のオリンピックは、東京の街を大きく変えました。巨大な競技場が都心につくられ、新幹線や首都高が開通。数々の大工事が短期間で行われ、街の形や都民の生活を一変させました▼いままた2020年五輪に向け、東京は開発ラッシュにわきます。会場が集中する湾岸地域をはじめ、超高層マンションや大型商業施設が次々と建設され、新しい道路や鉄道が通る。拠点となる街の再開発計画も進んでいます▼カジノ構想まで動き出す狂乱ぶりですが、スウェーデンの国家予算にも匹敵する12兆円の財政を何に使うのか。1300万人余のくらしはどうなるのか。日本の首都が国内外に発信するものは―。東京と日本の未来がかかる都知事選のスタートです▼「誰もが希望をもって生きられる、くらしやすい東京をつくりたい」。最初に名乗りを上げた宇都宮けんじさんは、サラ金や貧困問題の最前線でたたかってきた弁護士です。困っている人や幸せな生活を願う人に寄り添ってきました▼東大法学部時代、社会にある貧しさの現実を知り、何か役に立つことができないかと、弁護士の道を選びます。つねに被害者や弱い立場の側に立ち、社会悪や冷たい政治に立ち向かってきました▼自公が推す舛添元厚労相や悪政を強いてきた元首相コンビとはわけがちがいます。福祉をきりすて巨大開発に熱中してきた石原・猪瀬都政を転換させる最適の候補。都民に都政をとり戻す、都政に民主主義をとり戻す、わたしたちのたたかいの始まりです。


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