2014年1月20日(月)
ブラック企業 規制を
都知事選討論会 宇都宮氏が訴え
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東京都知事選(23日告示、2月9日投票)に立候補する「希望のまち東京をつくる会」の宇都宮けんじ予定候補=日本共産党などが推薦=は19日、ブラック企業対策プロジェクト主催の「公開政策討論会」に参加しました。ブラック企業を規制する条例など「世界一働きやすい東京」を目指す公約を訴えました。
討論会では、ブラック企業に勤務していた青年が長時間労働や暴言・暴力などの実態を告発。主催者が都知事選へ向けた政策として(1)労働相談窓口の拡充(2)中学・高校で労働法の教育を行う―などを提起しました。
宇都宮氏は、労働相談の窓口について、石原都政が都の労政事務所を8カ所から6カ所に削減したことを指摘し、若者の置かれる状況を考えれば、窓口の拡充、人員の充実が必要だと主張。「どうやって権利を行使するかを、学校現場、行政、弁護士などが連携して進めていくことが大事だ」と強調しました。
都政について「若者使い捨てを放置すれば、東京の発展はありません。知事として、国の悪政を許さない防波堤としての役割を果たしたい」と表明しました。
主催者は、立候補を表明した各候補者に討論会への出席を要請しましたが、宇都宮氏以外は出席しませんでした。