2014年1月19日(日)
盗聴でなく信頼に基づく世界を
ワシントン 違法活動中止求め集会
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【ワシントン=島田峰隆】米国の女性反戦組織コード・ピンクは17日、オバマ大統領が国家安全保障局(NSA)による情報収集活動の改革案を発表するのに合わせて、違法な諜報活動の中止を求める集会をワシントン市内で開きました。
参加者らは、オバマ氏が演説する司法省前に集合。「スパイ活動の中止を」などと書いたプラカードを掲げて「盗聴ではなく平和と相互信頼に基づいた世界が必要です」と訴えました。
ワシントンに住むアドウア・マソジさん(30)は「世界の首脳まで狙った盗聴のせいで米国に対する信頼は失われました。米国民の憲法で認められた権利も侵害されています。オバマ大統領はNSAの大胆な改革をやって違法な活動をやめさせてほしい」と話していました。