2014年1月16日(木)
第26回党大会にたいする中央委員会報告 (骨子)
幹部会委員長 志位 和夫
決議案第1章(「自共対決」時代の本格的な始まりと日本共産党)について
・秘密保護法をめぐる闘争は、「自共対決」の政党地図をいっそう明瞭にした
・「自民党と共産党との間の『受け皿政党』が消滅した」ということについて
・「『自共対決』といっても力に差がありすぎるのでは」という議論について
決議案第2章(世界の動きをどうとらえ、どう働きかけるか)について
・「国連憲章にもとづく平和の国際秩序」をめざす流れが大きく発展した
・米国自身におこった変化――軍事的覇権主義とともに、外交交渉による対応も
・平和の地域共同体――この10年間の目覚ましい発展
・一握りの先進国が世界経済を牛耳っていた時代は過去のものとなった
・「核兵器のない世界」をめざして――前向きの変化と、今日の対決点
・平和と社会進歩への歴史的変化――世界史の本流にたつ日本共産党の立場
決議案第3章(自民党政権の反動的暴走と対決し、新しい日本をめざす)について
・安倍政権の暴走の一歩一歩が、国民との矛盾、世界との矛盾を深めつつある
この間の暴走につぐ暴走――安倍政権の「終わりの始まり」
戦後の保守政治が掲げてきた諸原則すら否定する右翼的反動的立場
首相の靖国参拝――国内外から強い批判が広がる
暴走の先に未来はない――国民との共同を広げ、正面から対決してたたかう
・東日本大震災からの復興――国民のたたかいで災害対策のまともなルールを
・暮らしと経済をめぐるたたかい――対決の熱い焦点について
消費税大増税に反対するたたかい――増税の論拠は総崩れになっている
雇用大破壊の逆流を許さず、賃上げと安定した雇用の拡大を
社会保障の解体攻撃とたたかい、社会保障再生、拡充をはかる
・原発推進政策に反対し、「即時原発ゼロ」をめざすたたかい
「即時原発ゼロ」の政治決断こそ、もっとも現実的で責任ある態度
福島の復興と「原発ゼロの日本」を求めるたたかいを一体にとりくむ
「原発ゼロ」をめざすかつてない創意的・画期的な運動の発展を
・「アメリカいいなり」をやめ、独立・平和の日本を――二つのたたかいの焦点
沖縄新基地建設問題――「沖縄は屈しない」という決意に全国が応えよう
「公約を守る」というならTPP交渉から即時撤退を
日米安保条約廃棄の国民的多数派を
・“戦争する国づくり、暗黒日本への道”を許さない国民的共同をよびかける
・北東アジア平和協力構想――ここにこそ平和と安定への大道がある
安倍政権の対応の問題点――まともな外交戦略なしの軍事的対応一辺倒
北東アジアに平和と安定をもたらす最も現実的かつ抜本的な方策
・統一戦線の現状と展望について
「一点共闘」の発展のために誠実に力をつくす
革新懇運動の発展のために思い切って力をそそごう
労働運動の階級的民主的強化――二つの注目すべき変化をふまえて
政党戦線での連合の展望――日本共産党の躍進が決定的条件
決議案第4章(国政と地方政治で躍進を本格的な流れに)について
・来るべき国政選挙の目標の積極的意義をつかみ必ず達成しよう
全党の猛奮闘なしには実現できない目標であることを銘記してのぞもう
民主連合政府樹立への展望を開く、大志ある積極的な目標
・いっせい地方選挙での躍進の意義と、たたかいの方針について
“第3の躍進”を地方選挙へと押し広げ、国政選挙躍進の突破口を開こう
いっせい地方選挙の躍進を、党活動の前面にすえて奮闘しよう
決議案第5章(躍進を支える質量ともに強大な党建設を)について
・4年間(第25回党大会期)の党建設の取り組みと、今後の方向について
全党の努力によって、一連の重要な成果がつくられてきた
「第26回党大会成功・党勢拡大大運動」の到達点について
党勢の現状について――党大会としての二つの呼びかけ
・前進している地区委員会の経験に学ぶ――「成長・発展目標」、「支部が主役」
「成長・発展目標」実現が生きた自覚的目標となり、大志とロマンある活動になっている
「支部が主役」で「政策と計画」を持ち、みんなが参加する党活動をつくっている
・党の世代的継承――「新しい条件と可能性」に働きかけるとりくみを
職場での党づくり――「いい仕事がしたい」という根本的要求を重視して
青年・学生のなかでの党づくり――党をあげた系統的なとりくみを
・党機関の指導体制の強化――困難はあっても財政を強化して常勤者を増やそう
・市民道徳と社会的道義を大切にした党づくり――規律委員会報告を受けて
・新しい日本を開く開拓者の党として、強く大きな党づくりに挑戦しよう
決議案第6章(日本における未来社会の展望について)について
・“社会主義をめざす国ぐに”という評価をめぐる疑問について
・資本主義社会との対比で、未来社会がどんなに壮大な可能性を開くかを大いに語ろう