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2014年1月16日(木)

東京五輪 「競技場建設見直しを」

葛西臨海公園 宇都宮氏が視察

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(写真)日本野鳥の会のメンバーから説明を聞く宇都宮都知事候補(左)=15日、東京都江戸川区の葛西臨海公園

 東京都知事選(23日告示、2月9日投票)をたたかう日本弁護士連合会前会長の宇都宮けんじ候補(67)=日本共産党など推薦=は15日、2020年東京五輪でのカヌー競技場予定地の都立葛西臨海公園(江戸川区)を視察しました。

 カヌー競技場工事は17年12月に着工予定ですが、同公園には絶滅危惧種に指定された動植物が26種類生息しており、日本野鳥の会や全国の自然保護団体が計画の変更を都に要望しています。

 宇都宮氏は、知事選の基本政策に競技場建設計画の見直しを掲げています。

 日本野鳥の会東京の川沢祥三代表、飯田陳也同会幹事の案内で視察した宇都宮氏。トンボの繁殖する沼地や護岸沿いの芝生広場などに足を運び、競技場建設で生態系の破壊や都民の憩いの場が損なわれる懸念があるなどの説明を受けました。あわせて、日本野鳥の会が代替地に提案している同公園脇の未利用地(中央防波堤埋め立て地)を視察しました。

 視察後、宇都宮氏は「これほど豊かな自然を維持することは、都民の財産となります。改めて競技場建設は見直すべきだと、思いを強くしました」と話しました。

 日本野鳥の会は、各都知事候補に計画への態度を問う公開質問状を送る予定です。


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