2014年1月16日(木)
第26回党大会
討論始まる 党躍進へ決意
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日本共産党第26回大会初日の15日、7人の代議員が発言しました。「自共対決」時代の本格的な始まりを切り開く豊かな党活動がいきいきと報告され、会場からは何度も共感の拍手が起こりました。
大阪の山口勝利府委員長は、堺市長選の勝利や安倍政権の補完勢力としての姿をさらす日本維新の会の支持率低下にふれ、「市民は維新には、もう“ごちそうさん”だ」と述べると会場は大爆笑。「いっせい地方選挙、知事、市長ダブル選挙で維新政治終結のたたかいに挑む」と決意を語りました。
「党の躍進を実感している」と切り出した井上哲士参院議員。秘密保護法をめぐる「自共対決」の議論を紹介し、「国会を包囲した1万人近い人々からの“がんばれコール”に感激した。国会で秘密保護法に反対したのは共産党だけだが、背後には多くの国民の声がある」と強調しました。
党員拡大で「大運動」目標を達成した西本文子奈良地区委員長が、「新しい時代を切り開くなかで大会に参加できたことを喜びたい」と語ると会場から大きな拍手がわきあがりました。「歩けば歩くほど支持が広がり、入党の決意が広がる。そのことが確信になる」と語りました。
長野の鮎沢聡県書記長は、「資本主義の浪費を一掃し、労働時間の抜本的短縮への展望を語った第6章は、今を生きる人々への確かなメッセージ。若い世代に未来社会の展望を語りたい」と決意を語りました。
京都の渡辺和俊府委員長は、参院選で比例でも選挙区でも第2党に躍進したことにふれながら「一点共闘の発展、統一戦線をつくることに全力あげたい」と決意を語りました。
9割近い支部で新入党員を迎えた北海道の佐藤糸江十勝地区委員長は、「十勝に責任をもつ党として役割を果たす努力を支部、党員、議員とともに積み重ね、たたかいと一体で党勢拡大に結んできた」と取り組みを報告しました。
福岡の岡野隆県委員長は、「自共対決の時代をどう切り開くのか。党の躍進こそ、社会変革の道を切り開く」と強調。この4年間に党員を迎えた支部は6割を超え、2300人の党員を増やしたと紹介し、「2010年代の党勢倍加は可能だ。失った議席を、いっせい地方選挙で5倍返し、6倍返しだ」と語ると、会場は大きな拍手でこたえました。