2014年1月8日(水)
TPP撤退 年初の決意
市民が官邸前行動
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市民団体や農民団体、個人の実行委員会が呼びかける「STOP TPP!! 官邸前アクション」は7日、2014年の初行動を東京都千代田区の首相官邸前でおこないました。
環太平洋連携協定(TPP)交渉は、関税の撤廃、食の安全や医療基準、知的所有権の改悪、国の主権を危うくするものです。昨年は合意できなかったものの、今年2月には閣僚会合が予定されています。
農民連の吉川利明事務局次長は「こうした反対運動の声が妥結をさせない力になっている。ヤマ場の3、4月に向け共同運動を強める」と決意を表明しました。
参加者は、太鼓を鳴らし、「くらしを壊すTPPはいらない」「食の安全こわすTPPはいらない」と唱和。学習会をしているという参加者は、多国籍企業の都合を押し付けるアメリカにたいし、新興国や市民の反発は大きいと語りました。
日本共産党からは紙智子、吉良よし子両参院議員が参加し、「今年もTPP断固反対、交渉から撤退を求め、みなさんとともにたたかいます」と訴えました。