2014年1月8日(水)
新基地反対 沖縄心一つ
名護市長選勝利へ 県庁前で集会
|
沖縄県名護市辺野古に新基地建設を造るための安倍政権の埋め立て申請を承認した仲井真弘多(なかいまひろかず)知事を糾弾、新基地建設を許さない抗議集会が7日、那覇市の県庁前県民広場で開かれました。約350人が集い、「県民の心を一つに名護市長選で稲嶺ススム市長の勝利を」との熱気に包まれました。主催は政党と労組、平和団体などでつくる「基地の県内移設に反対する県民会議」。
各党の代表は「『オール沖縄』は生き続けている。粘り強くたたかおう」(社民・護憲ネットの新里米吉県議)、「県民の心と公約を裏切った知事は即刻退場を」(沖縄社会大衆党の糸数慶子委員長・参院議員)と訴え。日本共産党の渡久地(とぐち)修県議は「辺野古埋め立てを承認し、子どもたちの未来を奪う知事を絶対許さない。道理と正義は私たちにある」と力を込めました。
沖縄県統一連の中村司(まもる)代表幹事は「知事が『任期を全うする』というなら承認撤回以外にない」と力説。ヘリ基地反対協の安次富(あしとみ)浩共同代表は「年頭あいさつで知事は『名護市民に苦労を掛ける』と言った。はらわたが煮えかえる思いだ。稲嶺市長の当選を勝ち取り、沖縄県民の心を突き付けよう」と訴えました。