2013年12月27日(金)
全原発の即廃炉求める 福岡
|
九州電力の6基ある原発が全て停止してから2年の節目となった25日夜、「新日本婦人の会福岡県本部『NO!NUKES』反核女子部」は、福岡市の九州電力本店前で再稼働に反対し全原発の即廃炉を求める行動をしました。約100人が集まり、リレートークやシュプレヒコールで「原発はこのまま廃炉に」「玄海・川内(せんだい)の再稼働申請を取り下げよ」と訴えました。
呼びかけ人の一人、遠藤百合香さん(43)は「官邸前行動をはじめ市民の抗議の声が今も原発を止めている。危険な原発を廃炉にし、安心して暮らせるようになるまで声を上げ続ける」と話しました。
日本共産党の中山郁美市議は「市は最悪事故を想定した避難計画を立てているが、市民150万人の一斉避難などできない。市長に『脱原発宣言』を求め『原発なくせ』の声を広げよう」とあいさつしました。
インターネットで行動を知って参加した女性(25)は「再稼働せず2年間、電気は足りている。いつ地震が起こるとも限らず原発はいらない。これからも参加したい」と話しました。