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2013年12月21日(土)

復興へ新たな課題

高橋議員 岩手・宮城を視察

衆院特別委

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(写真)市職員から説明を受ける高橋ちづ子議員(左側手前)=19日、岩手県陸前高田市

 衆院東日本大震災復興特別委員会は19日、岩手県陸前高田市、宮城県気仙沼市を訪れ、震災からの復旧・復興の状況を視察しました。日本共産党の高橋ちづ子議員が参加しました。

 陸前高田市で高台移転のための造成が進められている高田地区を視察し、被災した道の駅・高田松原や「奇跡の一本松」などを訪問。戸羽太市長、市職員から説明を受けました。

 市からは、かさ上げする土地地権者の承諾の問題とともに、造成残土の仮置き場の問題についても、事務の効率化や事業のスピードアップのため、自治体に一時的に借地権を設定できる制度の創設が要望されました。

 気仙沼市では、仮設商店街「気仙沼鹿折(ししおり)復幸マルシェ」を訪問し、店主と懇談。同商店街の塩田賢一代表らから「仮設店舗から再仮設への移転が決まったが、本設店舗への移転にはまだ3年はかかる。商売の継続が難しくなってくる」といった声があがり「グループ補助金の拡充・柔軟な運用」など支援の継続が訴えられました。

 視察を終えた高橋議員は「被災地の復興が進んできているのが見えてきた反面、土地の借地権の問題や仮設店舗からの再建の問題など新たな課題も見えてきました。被災者に寄り添った復興が進められるようしっかり取り組んでいきたい」と語りました。

 委員らは18日には、東京電力福島第1原発を訪問。免震重要棟や多核種除去設備(ALPS)、汚染水対策の現場を視察しました。


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