2013年12月18日(水)
連帯強め建設阻止へ
高江ヘリパッド
沖縄 市田書記局長が住民と懇談
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日本共産党の市田忠義書記局長は17日、集落近くに米軍の新たなヘリパッド(着陸帯)6カ所の建設が強行されようとしている沖縄本島北部の東村高江を訪問し、住民らと懇談しました。
1996年のSACO(沖縄に関する日米特別行動委員会)合意に基づくものですが、住民らの24時間態勢での座り込み・監視により、建設計画は大きく遅れています。
建設予定地近くで6人の子どもを育てながらカフェを営む安次嶺雪音(あしみね・ゆきね)さんは、先日も学校の上空をオスプレイが2機、飛行したのを目撃しました。「人間にも不快なオスプレイの低周波音は、ヤンバルの小動物にも影響を与えます。子どもたちに豊かな自然を残したい。多くの人に支えられて監視を続けていますが、一日でも早くこの状況を終わらせて、ふつうの生活がしたい」と訴えました。
市田氏は7年近く続く座り込みに敬意を表しました。その上で「豊かな自然を戦争の拠点にしないためにも、全国での連帯を強めていきたい」と激励。さらに来年1月19日投票の名護市長選について、「ここで勝利することは、高江にも大きな影響を与える」と指摘し、辺野古の新基地建設を許さない稲嶺ススム市長が再選すれば、辺野古と一体である高江のヘリパッド阻止にもつながるとして、全力を尽くしていくことを訴えました。