2013年12月13日(金)
秘密保護法 認めない
共産党が撤廃署名
「戦争への道まっしぐら」危惧の声
東京・新宿
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日本共産党は12日、東京・新宿駅西口で街頭宣伝し、小池晃副委員長、里吉ゆみ都議らが「特定秘密保護法の撤廃を求める請願署名」への協力を訴えました。通行人が次々と署名に応じ、「秘密保護法は廃止を」と呼びかける「赤旗」12月号外を受け取りました。
小池氏は、国会審議で浮き彫りになった秘密保護法の危険性を具体的に告発。「こんなにひどい法律は施行する前に撤廃させなければいけない。日本共産党は力の限りがんばりぬく決意です」と述べ、「日本の民主主義を守り抜くために力をあわせようではありませんか」と呼びかけました。
京都市から孫に会いに来た女性(60)は「男の孫が4人いる。この法律が通って戦争への道まっしぐらになるのではないかと危惧している。ぜひ撤廃してほしい。がんばってください」と署名に応じました。
学校帰りの女子高生(17)は「公民の授業で国の情報は公開されるべきだと習ったのに、この法律だと教わったことと違うことになってしまう。友達とも、政府が隠したいものがあるんじゃないかと話している。私たちに情報が知らされなくなる法律なんておかしい」と語りました。
国会前の抗議行動(6日夜)にも参加した葛飾区のアルバイトの男性(35)は「強行採決なんて許せない。NSC法も通ってしまったし今度は集団的自衛権を狙っている。このままでは本当に秘密国家になってしまう。恐ろしい。法律は通ってしまったけれど、あきらめずに廃止に向けてがんばるしかない」と話しました。