2013年12月10日(火)
「みんな」離党問題 補完めぐる矛盾
市田書記局長が見解
日本共産党の市田忠義書記局長は9日の記者会見で、みんなの党14人の離党届について問われ、「自民党政治をどう補完するかという“補完の仕方”をめぐる矛盾の表れだ」との見方を示しました。
市田氏は、みんなの党の渡辺喜美代表が秘密保護法案の「修正」などで自民党に擦り寄ったことを江田氏が離党の理由に挙げていることについて、みんなの党が衆院本会議では賛成し、参院段階では棄権したことを指摘。造反して反対した議員も出たものの、「修正」合意した以上、同党としては本来「賛成の立場だ」と強調。離党者全員が秘密保護法に反対したわけではないと述べました。その上で、「党にとどまって自民党政治を補完する」か「別の党をつくって自民党政治を補完する」かの違いだけだと指摘しました。