2013年12月6日(金)
国民に追い詰められた末の暴挙
違憲立法は認められない
志位委員長が会見
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日本共産党の志位和夫委員長は5日、強行採決の直後に国会内で記者会見し、自ら第1委員会室にいたことを述べながら、「動議の声も聞こえなければ、委員長の発言も聞こえないまま、自民、公明の議員が起立して採決をやったと言っている。自公による暴挙は絶対に認めるわけにはいきません」と厳しく抗議しました。
その上で、委員会に差し戻し、徹底審議することを求めていくとのべました。
志位氏は、審議をするほど反対の声が広がっているとし、「この国民の声を踏みつけにする暴挙であって、認めるわけにはいきません」と述べました。
また、法案の中身自体が憲法違反とし、「憲法の国民主権、基本的人権、平和主義を、ことごとく踏みつけにする違憲立法だという点からも、この法案は認めるわけにはいきません」と語りました。
志位氏は安倍政権の変質ではないかと記者団に問われ、「第1次安倍政権のときの“数の暴走”“数の暴力”の姿に戻った」と述べ、国民の信頼を急速に失って、政権の投げ出しにつながったと指摘しました。その上で「今回の強行劇は、安倍政権の終わりが始まったということだ」と強調。自公の暴挙について「安倍政権の強さの表れではなく、弱さの表れだ。国民にまともに説明する言葉をもっていない。国民に追い詰められての暴挙だ」と述べました。