2013年12月2日(月)
命関わる偽装表示
穀田氏 協会が率先し解決を
衆院特委
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全国のホテルのレストランなどでメニューの食材偽装表示が相次いでいる問題で、衆院消費者問題特別委員会は11月29日、参考人質疑を行い、日本共産党の穀田恵二議員が質問に立ちました。
日本ホテル協会の小林哲也会長は、偽装表示は個々のホテルの問題だなどとの答弁に終始。穀田氏は「偽装は協会加盟ホテルの4割に上り、個々の問題ではない」と指摘。アレルギーなど命に関わる問題もあり、「協会が率先して取り組むべきだ」とただしました。
また、穀田氏は「景品表示法などによる法規制強化を実効性あるものにするには、消費者庁だけでなく関係省庁・機関との連携が必要ではないか」と質問。NPO法人消費者支援機構関西理事長の榎彰徳氏は、減らされてきた消費者生活センター職員の拡充や、農水省などと省庁を超えた連携が必要だと指摘しました。