2013年11月30日(土)
日韓・韓日議連が合同総会
顧問の志位委員長ら出席
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日韓、韓日両議員連盟の第36回合同総会が29日、国会内で開かれ、両国の国会議員約100人が出席しました。日本共産党からは日韓議連顧問の志位和夫委員長と穀田恵二国対委員長(同議連常任幹事)、笠井亮衆院議員が出席し、黄祐呂(ファン・ウヨ)会長(セヌリ党代表)ら韓日議連の議員らとあいさつを交わしました。
開会あいさつで日韓議連会長の額賀福志郎衆院議員は「戦前の植民地化政策や侵略戦争について、韓国や中国などアジアの諸国民に対し強く反省しなければならない」として、両国の政治的な協力関係の再構築や経済協力の一層の強化が必要だと発言。黄代表は、「日韓両国が困難を克服し、協力していくなら、両国のみならず、北東アジア、ひいては世界の平和と繁栄に大きく貢献できる」と強調しました。
開会式には安倍晋三首相、伊吹文明衆院議長、山崎正昭参院議長が来賓出席し、祝辞をのべました。安倍首相は、自民党から共産党まで幅広い政党が参加する日韓議員連盟と韓日議員連盟は「日韓を結ぶ懸け橋として非常に大きな役割を担ってきた」と発言。「私自身も対話のドアを常にオープンにし、あらゆるレベルで対話を通じて協力を深めていくよう努力する」と表明しました。
同日夜、都内で開かれた額賀会長主催の懇親会には、志位、笠井両氏が出席しました。
同合同総会は、30日に安保・外交委員会などの分科委員会ごとの討議を経て、共同声明を採択して閉会する予定です。