2013年11月24日(日)
仲間増やして社会変えよう
民青全国大会 経験を交流
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日本民主青年同盟(民青)第37回全国大会は2日目の23日、討論が行われ、各地の経験を交流しました。
青年の要求にこたえて、ともにたたかいを広げている活動が報告されました。
愛知の学生班の代表は、「政治のことを学ぶ機会がほしかった」と学生が加盟した経験を発言しました。班でとりくんだ秘密保護法の学習会に、加盟したばかりの学生の友人が参加し、「社会を変えていこう」との訴えに応え加盟。その後、学生たちが「秘密保護法を阻止する会」をつくり学内で運動していると語り、「対話のなかで民青が学生に求められていると実感した。もっと多くの仲間を迎えたい」と述べました。
東京都委員長の岩崎明日香さんは、雇用実態アンケートの活動や「ブラック企業」告発ビラ19万枚の配布などで、雇用問題を参院選の一大争点に押しあげ政治の激動をつくってきたことを報告。選挙でがんばった同盟員がその後、仲間を増やす活動でも生きいきと力を発揮している、と語りました。
宮城県常任委員の千葉唯さんは、保育士班が「有給休暇が取れない」という同盟員の訴えをきっかけに、労働法の学習など思いに応える活動をすすめ、全職員が有休を取得できるようになったと紹介。「班会で交流を深めることで団結が強まり、行動につながった。青年と深く結びつく大きな民青をつくることが必要」と話しました。
若者の悩みに寄り添う活動のなかで加盟し、民青の魅力を語る発言も相次ぎました。
福岡県の男子高校生は、民青が開いた「しゃべり場」で学校でのいじめや人間関係を話したことをきっかけに、2カ月前に加盟。班会や被災地ボランティアの経験を話し、「民青の仲間を増やしてこそ社会を動かせる。友人など新しく仲間に迎えたい」と語りました。
ハローワーク前でアンケート調査をしている民青に出合って加盟し、原発をなくす活動にとりくんできた福島県の女性。「『県内全原発の廃炉』はオール福島の願いです。福島で大きな民青をつくり、全国の皆さんと力をあわせていきます」と語ると、大きな拍手が送られました。
日本共産党の山下芳生書記局長代行があいさつしました。