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2013年11月23日(土)

きょうの潮流

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 たたかいは、まさにこれから―。一昨日、全国14カ所で開かれた「STOP!『秘密保護法』大集会」の参加者から、そんな熱気が伝わってきました▼1万人を超える参加者が詰めかけた東京・日比谷野外音楽堂。上空は報道ヘリが飛び、発言者が登壇するたび、地鳴りのような拍手が響き渡ります▼国民の目、耳、口をふさぎ、「新たな治安維持法」(日本共産党の志位和夫委員長)とも言える秘密保護法案。内容が知られるにつれ、反対の世論は急速に高まってきました。だからこそ、安倍政権は数の力で成立を急いでいるのでしょう。維新・みんなを「修正」協議に引き込んだのも、反対世論の強さを恐れてのことでもあります▼ところが、合意された内容はおよそ、「修正」とはほど遠いものです。最大の当事者である首相を「第三者」に仕立て上げ、「特定秘密」の公開を判断できるようにする。秘密指定解除まで最大60年…。今、生きている人の多くは秘密の内容を知らないまま生涯を終えることになります▼その結果、維新・みんなには「補完勢力」どころか、「翼賛勢力」との批判が集中しました。両党内には動揺が広がり、維新は、「修正」合意の一方で、与党が提示する「26日衆院通過」という日程に反対するという対応を取っています▼与党の強硬姿勢に変化はありません。ただ、「22日衆院通過」という当初の日程は狂わせています。そのことを確信にしつつ、与党の日程通りの採決を許さず、廃案へ声を高めるときです。


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