2013年11月19日(火)
桜島降灰対策 実態に合う支援に
参院災害特 仁比議員が主張
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日本共産党の仁比聡平議員は13日の参院災害対策特別委員会で、鹿児島県桜島の火山活動にともなう降灰の被害対策について質問しました。
桜島の噴火は今年すでに785回となり、大量の降灰により甚大な生活被害が続いています。道路に降った灰を除去する特殊車両は高額で台数も足りず老朽化が進み、細かい灰を吸い取る十分な性能がありません。
仁比氏は、車両の開発とともに、車両の維持・更新をする自治体の負担軽減を要求。国土交通省の森北佳昭国土保全局長は「車両の借り上げも補助対象にしている。鹿児島市では、いろんなメリットも考えて、リース契約方式も検討している」と答えました。
農業用ビニールハウスが降灰で劣化しても張り替えに補助がなく、農家の大きな負担となっています。仁比氏は「補助を実現すべきだ」「被災地、被災者のニーズとの関係で突破すべきことがたくさんある」と主張。古屋圭司防災相は「関係所省庁がしっかり対応するよう督励したい」と答弁しました。