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2013年11月18日(月)

きょうの潮流

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 地域の「九条の会」から行事へのお誘いがありました。今回は横浜市の慶応大学構内にある日吉台地下壕(ごう)の見学会です。ここは太平洋戦争末期に連合艦隊の司令部が置かれた場所です▼「会」では昨年から戦争遺跡をめぐってきました。身近に残る戦争の爪痕を肌で感じながら、過去の悲惨な経験を学び伝えようというもの。ほかにも映画の上映会や鑑賞、焦点となっている問題の学習会と、活動は多彩です▼これまでも、公民館と連携して憲法講座を開いたり、各地の九条の会やいろんな団体と共同して運動の輪をひろげてきました。来年は発足から10年。「平和を脅かす安倍政権のもとで、たくさんの手をつなぎたい」と意気も高い▼各地で、各分野で、いまや7千を大きくこえた九条の会。その豊かなとりくみを、5回目となる全国集会で交流しました。「9条と自分たちの未来を考えたい」と、ほかの大学生と協力し、大規模なイベントを計画している東京の学生。「見やすく、わかりやすく、捨てにくい」を合言葉に、大型ビラ40万枚を作って配った広島の会。旺盛な署名集めや新聞に意見広告を載せた会も▼東北からは、住民の命と暮らしを守る首長の多くが会に参加しているという、心強い報告もありました▼呼びかけ人で作家の大江健三郎さんは語りかけます。「いま私たちが生きていられるこの世界と環境を、次の世代に渡すことが根本的なモラル」だと。日本国憲法を守り未来につなげていく活動は、希望をひらいていく力です。


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