2013年11月10日(日)
秘密保護法案は言論封じ
紙議員ら街頭で訴え
日本共産党の東京都大田地区委員会は8日夜、JR蒲田駅前で街頭演説を行いました。開始時300人を超えていた聴衆は、秘密保護法案の危険性などを強調する紙智子参院議員らの訴えが進むにつれて増え、広がる人垣を見た通行人からは「共産党は人気あるからなぁ」の声が聞かれました。
駅前には「消費税増税中止」などのノボリや横断幕が並び、新婦人大田支部内後援会は「何でも秘密にする秘密保護法はダメ」と大書した真新しいタペストリーを手に参加。
紙氏はTPP(環太平洋連携協定)交渉について、国民に何も知らせないまま進んでいる異常な実態を詳しく紹介。「自民党は“必ず守りぬく”と公約していた重要5項目(米、麦、乳製品、牛肉・豚肉、砂糖などの甘味資源作物)さえ関税撤廃の検討を言い出しています。安倍政権の暴走を、世論と運動でストップさせましょう」と呼びかけました。
蒲田民商の池田克憲会長が消費税増税の無謀を、地元の坂井興一弁護士が秘密保護法の問題点を指摘。党大田区議団を代表して菅谷郁恵議員が区政報告しました。
秘密保護法反対の署名を呼びかけていた女性(71)は「“ネット検索で逮捕も”と説明すると、『えっ』と驚いて署名する若者が多い」と語りました。