2013年11月6日(水)
山本太郎氏の問題
共産党 「不適切だが、懲罰にあたらない」
参院議運理事会
参院議院運営委員会理事会は5日、秋の園遊会で天皇に手紙を渡した山本太郎参院議員の処遇について協議しました。日本共産党の仁比聡平理事は「山本議員の振る舞いは常識を欠き、不適切であるが、憲法、国会法の懲罰事由にはあたらない。これ以上、ことを進める必要はない」と表明しました。
自民党は「自ら出処進退を明らかにすべきだ」、公明党は「本人の認識を示してほしい」と主張。こうした意見が出されたことを踏まえ、議運委員長が山本議員に聴取することになりました。
また、議運理事会が不許可にしたにもかかわらず北朝鮮訪問を断行した日本維新の会のアントニオ猪木参院議員の処分についても協議しました。仁比氏は「見過ごすことはできない。維新の会としてどう整理しているのか、委員長から聞き取ってほしい」と求めました。各会派からも厳しい意見が出されました。