「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2013年11月2日(土)

基地のない沖縄へ全力

人民党合流40年で集会

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)日本共産党と沖縄人民党の合流?周年記念集会=10月31日、那覇市の市民会館中ホール

 沖縄人民党が日本共産党に合流してから40周年を迎えた10月31日、那覇市の市民会館中ホールで記念集会が開かれました。会場いっぱいの約400人の参加者は、さらなる発展へ新たな決意を固め合いました。稲嶺ススム名護市長、糸数慶子参院議員(無所属)のメッセージが紹介されました。

 主催者あいさつで村山純県委員長代理は「県党発足の原点に立ち返り、安保条約廃棄の旗を高く掲げ、辺野古新基地建設反対、オスプレイ配備撤回、普天間基地の即時閉鎖・撤去の県民総意実現へ全力を挙げよう」と呼びかけました。

 沖縄人民党書記長、日本共産党衆院議員を歴任した古堅実吉(ふるげんさねよし)氏が記念講演しました。古堅氏は、過酷な米軍占領支配下で人民の旗を公然と掲げ、米軍の軍事的植民地化に抗し、祖国復帰運動の主力を担い、不屈にたたかい抜いた26年3カ月におよぶ人民党の歴史的意義を強調。「日本共産党の理念に基づき、諸悪の根源の安保条約を廃棄し、平和憲法が輝く日本、基地のない平和・独立の日本を勝ち取ろう」と訴えると、参加者は大きな拍手で応えました。

 青年朗読劇や女性コーラス、組曲「返せ沖縄」第6章の合唱が披露されました。


 沖縄人民党 戦後の米軍による軍事占領支配下の沖縄で、日本共産党が公然と活動できない条件のもと、ポツダム宣言の趣旨に沿った民主主義の確立を目指し、1947年7月20日に創立されました。米軍の野蛮な弾圧に抗して、祖国復帰、米軍基地撤去、県民の生活擁護のために不屈に活動。1972年5月15日、日本への「施政権」返還を受け、「科学的社会主義の党へ前進、発展する」ことを同年7月の中央委員会総会で決定、翌73年10月31日の臨時党大会で、日本共産党への組織的合流を果たしました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって