2013年10月26日(土)
過労死防ぐ基本法を
共産党ブラック企業・雇用問題対策チーム 遺族と懇談
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日本共産党国会議員団のブラック企業・雇用問題対策チームは25日、過労死を防ぐ基本法の制定を求めている遺族や支援者と国会内で懇談しました。
100万人をめざして取り組んでいる基本法の制定を求める署名は47万人分に達しています。今国会では、与野党の超党派議員が遺族らの提案を踏まえ、「過労死等防止基本法案」(仮称)の提出をめざして準備中。懇談では、このほどまとまった骨子案について、衆院法制局の説明を受けました。
基本法制定を求める実行委員長の森岡孝二関西大学教授は「過労死は減る兆しがなく、若い世代に広がってきている」と強調。「東京過労死を考える家族の会」代表の中原のり子さん(57)は小児科医だった夫の過労自殺を振り返り、基本法の成立にむけて「みなさんのお力を借りたい」と語りました。
過労死防止議連の世話人で、党対策チームの高橋ちづ子事務局長・衆院議員は、党が今国会に提出したブラック企業規制法案を紹介し、「過労死防止のたたかいと相乗効果で取り組んでいきたい」と述べ、成立に全力をあげると表明しました。
懇談には、小池晃責任者代理・参院議員、宮本岳志衆院議員、吉良よし子、辰巳孝太郎、田村智子の各参院議員が参加しました。