2013年10月25日(金)
オスプレイ 四国中西部に飛行集中
移動で南西部を常習使用
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米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイの昨年10月の米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)配備以降、すでに同機が四国上空を使った飛行訓練を繰り返しており、とりわけ四国中西部に集中していることが、高知、愛媛両県のまとめから分かりました。
高知県のまとめによると、昨年10月以降、同県上空でのオスプレイの飛行が目撃されたのは6市町村で、愛媛県では13市町にのぼります。徳島県は3町村でした。
これらの目撃情報から、普天間基地から岩国基地への移動の際に、四国南西部で頻繁に目撃されており、オスプレイがこのルートを移動の際に常習的に飛行していることが分かります。一方、徳島県から高知県を経て愛媛県にかけての目撃情報は、オスプレイが、空母艦載機などが頻繁に飛んでいる低空飛行訓練ルート(オレンジルート)を使って訓練していることを示しています。
16日には、オスプレイが高知市や四万十市、松山市や新居浜市上空など、四国を縦断する形での飛行が目撃されました。松山市や高知市では、住宅密集地上空も飛行しました。
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