2013年10月23日(水)
国会提出阻止しよう
「秘密保護法案」 官邸前に400人
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国民の「知る権利」を奪う「秘密保護法案」の国会提出を阻止しようと首相官邸前で22日夜、緊急行動が取り組まれました。上智大学の田島泰彦教授(憲法学)が呼びかけたもので、同法案に反対する官邸前行動としては初めて。400人が参加し、世論の急速な盛り上がりを示しました。
参加者は交代でマイクを手にしながら、法案の危険性をアピール。田島教授は「こんな法律を街頭デモや発言なしに通してしまう国であってほしくない。民主主義の国でこんな秘密だらけの法律をつくっていいはずがない」と力を込めました。
日本新聞労働組合連合(新聞労連)の日比野敏陽委員長は「国の秘密を暴露するのが新聞でなければ。(法案に)反対するのが新聞の生きる道だ」とメディアの奮起を訴えました。
社民と無所属の国会議員も発言。日本共産党からは赤嶺政賢衆院議員と吉良よし子参院議員らが駆けつけ、あいさつしました。