2013年10月22日(火)
オスプレイは米国へ
普天間前でコール
基地闘争全国交流集会終える
沖縄県で開かれていた「基地闘争全国交流集会」(主催・安保破棄中央実行委員会)は21日、普天間基地(宜野湾市)行動をおこない、3日間の日程を終えました。集会参加者70人は午前、24機が強行配備された米軍欠陥機オスプレイの監視・調査行動をしました。
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参加者は、フェンス越しに駐機するオスプレイの写真を撮りながら、基地問題に詳しい日本共産党の中村重一北谷(ちゃたん)町議の説明を受けました。AH1攻撃ヘリが金属音をたてて離着陸を繰り返していました。
中村さんは、オスプレイがほかの米軍機に比べて飛行ルートがメチャクチャで、独特の重低音騒音のため、「うるさくて、いたたまれない」との苦情が多いと話しました。
さらに、近くの沖縄国際大学の校舎を指さし、9年前の米軍ヘリ墜落事故の様子を紹介しながら、道路を封鎖して市長や警察の立ち入りを禁じた米軍の対応を忘れられないと、語りました。「オスプレイが危険だというだけでなく、68年間、米軍基地によって苦しめられている。“もうがまんできない、基地をなくしたい”が県民の総意です」と中村さん。参加者から「本当にそうだ」の声があがりました。
基地ゲート前で参加者は「オスプレイはアメリカに帰れ」「普天間基地は即時閉鎖・撤去せよ」と、こぶしを突きあげました。