2013年10月20日(日)
米軍新基地・オスプレイ
沖縄と本土 連帯集会
那覇で始まる
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米軍欠陥機・オスプレイの配備撤回と辺野古(沖縄県名護市)への米軍新基地建設反対のたたかいを強化する全国集会が19日、那覇市内で始まりました。沖縄へのオスプレイ強行配備から1年、全国に訓練が拡大されたもとで、「海外で戦争する国づくり」の具体化を許さず、沖縄と本土のたたかいを連帯・交流するものです。
主催は安保破棄中央実行委員会で、110人が参加しました。同集会は21日まで。
基調報告した同実行委員会の東森英男事務局長は、安倍晋三内閣による辺野古沖埋め立て申請を許可しないよう要請する沖縄県知事あてのハガキ運動と、署名運動の強化を呼びかけました。来年1月の名護市長選で、稲嶺ススム名護市長再選にむけた全国的支援活動も訴えました。オスプレイの配備と全国的訓練拡大に反対するたたかいは、米軍基地強化反対に直結する重要なたたかいだと強調。基地やオスプレイをめぐるたたかいを、日米軍事一体化をすすめる「秘密保護法案」の阻止のたたかいと結びつけようと語りました。
高江ヘリパッド建設に反対してたたかう伊佐真次さんをはじめ沖縄からと、オスプレイ配備撤回の各地のたたかいが特別に報告されました。沖縄県統一連の新垣繁信代表幹事があいさつ。加藤裕前沖縄弁護士会会長が講演しました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が国会情勢を報告し、沖縄の基地問題の根っこにある安保条約廃棄の重要性について語りました。