2013年10月17日(木)
オスプレイ 日米訓練強行
滋賀 台風の中、市街地上空飛ぶ
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米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイが参加する国内初の日米共同訓練が16日、台風26号の影響による強風と大雨の中、滋賀県高島市の饗庭野(あいばの)演習場で強行されました。
岩国基地(山口県岩国市)を飛び立ったオスプレイ2機は午前10時すぎに飛来。米海兵隊員や陸上自衛隊員ら約40人がオスプレイに乗り込んで移動し、敵陣地に降下・侵入するヘリボン訓練を実演しました。
オスプレイ2機は、市街地上空を避けて飛ぶよう求める地元の意向を無視し、高島市役所上空など市街地上空を通過してヘリモードで南東側から演習場に進入するようすが市民により目撃されました。訓練中も、演習場から南に2キロほど離れた安曇川(あどがわ)町上空を“場外飛行”していたことが目撃されました。
周辺で住民らの監視行動が取り組まれ、抗議の意思を示しました。
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