2013年10月14日(月)
支援これまで以上に
災対連 被災者本位へ全国集会
岩手
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東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から2年7カ月を迎え、被災者本位の復旧・復興をめざす「全国交流集会」が13日、岩手県花巻市内で始まりました。全国から280人が参加。主催は、労働組合や民主団体で構成する全国災対連などでつくる実行委員会です。
全国災対連代表世話人の大黒作治全労連議長が主催者あいさつ。復興に逆行する安倍政権の政策を批判し、「被災者本位の本格的な復興と、被災者支援の運動にこれまで以上に取り組もう」と呼びかけました。
岩手、宮城、福島の被災3県と、熊本、和歌山の代表が報告しました。
岩手の救援・復興県民会議の金野耕治代表世話人は、11月2日から取り組む「いわて復興一揆」を紹介。県沿岸部を行進し、被災者本位の復興を求める県民署名にも力をいれると発言しました。
復旧・復興支援みやぎ県民センターの綱島不二雄代表世話人は、県が震災復興に便乗して農漁業に企業を参入させて、被災者と基幹産業を食い物にしていると告発しました。
ふくしま復興共同センターの鈴木達也氏は、安倍首相が原発の汚染水問題で「状況はコントロールされている」などと発言したことをあげ、放射能汚染に苦しむ福島県民の現実をゆがめるものだと指摘。11月2日に開催する「なくせ原発! ふくしま大集会」に全力をあげ、国と東電に「子ども・いのち・くらしを守らせる署名」に取り組み、来年3月までに県民過半数の100万人をめざすと報告しました。
戸羽太陸前高田市長が記念講演しました。
日本共産党の高橋ちづ子衆院議員が激励あいさつ。塩川鉄也衆院議員が紹介されました。