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2013年10月10日(木)

都成三段が決勝で初勝利

決着は第3局に持ち越す

将棋新人王戦

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(写真)将棋新人王戦決勝第2局の終局後、検討をする藤森哲也四段(左)と都成竜馬三段=9日、東京都渋谷区の将棋会館

 藤森哲也四段(26)の先勝で迎えた第44期将棋新人王戦(しんぶん赤旗主催)決勝三番勝負第2局は9日、東京・将棋会館でおこなわれ、午後5時30分、都成(となり)竜馬三段(23)が103手で奨励会三段として決勝で初勝利をかざり、対戦成績を1勝1敗のタイに戻しました。決着は22日(火)に同所でおこなわれる第3局に持ち越されました。

 形勢不明の難しい中盤戦が続きましたが、70手目△4七銀に対して都成三段が▲8三角から自陣に馬をつくって優勢になり、勝ちきりました。

 第2局は先後入れ替わり都成三段の先手。戦型は中飛車対居飛車の対抗型で相穴熊。

 藤森四段が42手目△8六歩から△8八歩と仕掛け、先手は5筋、4筋から反撃しました。54手目△6六飛で飛角交換して△4七角と打った局面で「難しくなった」と立ち会いの松尾歩七段。

 71手目▲8三角を見て、藤森四段は35分の長考に沈みます。控室でも「ここで長考するのは誤算があったに違いない」の声があがりました。

 形勢不利と見た藤森四段は角を捨てて先手玉に迫る勝負手を放ちましたが、都成三段は自陣を堅く守り、勝利を引き寄せました。

 都成三段の話 素直にうれしい。△4七角(56手目)の局面はわからなかったが、馬をつくれてよくなった。(第3局は)もう1局させることがうれしい。精いっぱい頑張ります。

 藤森四段の話 常に自信がなかった。(第3局は)自分らしく勢いのある元気のある将棋を指したい。

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