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2013年10月10日(木)

消費税増税中止「勝負これから」

ラジオ日本「岩瀬恵子のスマートニュース」 小池氏出演

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(写真)小池晃副委員長

 日本共産党の小池晃副委員長(参院議員)は9日放送のラジオ日本「岩瀬恵子のスマートニュース」に出演し、消費税増税などについて語りました。小池氏は安倍晋三首相が表明した来年4月からの消費税増税について「勝負はこれから」とのべ、国会内外の力を結集して「一致点で力をあわせて来年4月からの増税をストップさせたい」と表明しました。

 「“永田町国会病院”が診療を再開しました。今一番重病だと思われるのはどこですか」(岩瀬氏)との質問に小池氏は、「やはり、暮らしの問題ですね」と答えました。

 小池氏は、働く人の収入が減少しているもとでの消費税増税について、「坂道でも、下っているときに後ろから押される方がよっぽど危ない」と指摘。「消費税増税で景気が悪くなれば、税収はますます減り、むしろ財政が悪化する危険がある」と語りました。

 また、復興特別法人税の前倒し廃止をたくらむ安倍政権の姿勢を「道理のかけらもない」と批判しました。

 さらに、「経済対策」として打ち出されている「賃上げ減税」にも、財界から“そんなことでは賃上げはしない”という声が出ていることを紹介。1997年以降、景気対策として法人税率が12%引き下げられたものの、働く人の賃金は下がり続け、内部留保が膨れあがっただけだと批判しました。

 小池氏は、「年金暮らしの方は年金削減と消費税増税でダブルパンチ。8兆円増税して6兆円は大型開発などに回すわけだから、増税分は社会保障にまわらず、結局、大企業減税の穴埋めになる」と指摘しました。

 岩瀬氏は「共産党は参議院で11議席あるので、本当に国会に風穴を開けてほしい。元気に国民の声をちゃんと届かせてがんばっていただきたい」と期待を語り、小池氏は、「(参議院選挙で)共産党に1票入れてよかったなと実感していただけるようにがんばりたい」と応じました。


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