2013年10月7日(月)
増税中止へ共同さらに
消費税をなくす会が総会
安倍内閣による来年4月の消費税増税の閣議決定で緊迫した情勢のなか、消費税をなくす全国の会は6日、東京都内で第24回総会を開きました。強く大きな「会」をつくって、来年4月の増税を中止に追い込む一点でも共同と運動を発展させる方針を確認しました。
提案に立った牧野由子事務局長は、「大増税を中止するたたかいは4月までの半年が正念場だ」と強調。増税反対の国民世論を確信に署名、宣伝などを旺盛(おうせい)に展開しようと呼びかけました。
全国から128人が参加。討論では運動が勢いよく広がっている様子が次つぎに語られました。
地方議会の請願運動に力を入れる三重県の代表は、街頭宣伝で自民党の支持者が「首相は選挙で増税するといわなかった。裏切りだ」と署名に応じ、激しい怒りを寄せてきたと紹介しました。
東京電力福島第1原発事故の被害とたたかう福島県の代表は、「被災者を二重、三重に苦しめる増税を何としても断固阻止する」と意気高く表明しました。
消費税廃止各界連絡会の勝部志郎事務局長が連帯あいさつ。
日本共産党の小池晃副委員長が発言し、「今こそみなさんの出番です。“道理のかけらもない増税は中止”の声をあげよう」と訴えました。
総会では、全国世話人、常任世話人を選出。新事務局長に木口力氏を選出しました。