「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2013年10月4日(金)

規制委は調査尽くさず

福井・大飯原発 井上議員が視察

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)大飯原発構内で大容量ポンプを調査する井上議員=3日、福井県おおい町

 日本共産党の井上哲士参院議員は3日、福井県にある関西電力大飯原発(おおい町)を調査しました。

 同原発では、重要施設の直下を走るF―6破砕帯が活断層ではないかとの指摘がされ、規制委の専門家チームが調査を行ってきました。同チームが「一定の結論」を得たとしたことを受け、関電は、再稼働のため新基準に基づく審査を申請し、規制委の審査が始まっています。

 原発問題住民運動県連絡会は規制委に対して、調査が尽くされていないと、再稼働に向けた審査の撤回を求めています。

 調査では、安全対策や敷地内の破砕帯の調査状況などについての説明後、構内の免震事務棟工事や取水口、防護壁・防波堤、非常用発電装置のほか、破砕帯調査のための南側トレンチ、活断層の露頭ではないかと指摘されている原発北側の台場浜海岸を見てまわりました。

 調査には、党福井県委員会と敦賀・おおい・高浜・若狭1市3町の党4議員が加わりました。

 井上議員は、「F―6破砕帯の形状等について当初と変わっている点や、台場浜の露頭は活断層だとの指摘について納得できる説明はなかった。調査は尽くされておらず、再稼働への審査は中止すべきだ」と話しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって