2013年10月3日(木)
JR北海道不祥事
穀田議員 社長の国会招致主張
衆院委理事懇
衆院国土交通委員会は2日の理事懇談会で、国交省の滝口敬二鉄道局長を呼び、脱線事故やレール異常などJR北海道で相次ぐ問題に関し、監査体制や今後の安全対策について聴取しました。
日本共産党の穀田恵二議員は、「国交省の安全管理に問題はないのか。監査で問題を見抜けなかったのはなぜなのか」と質問。滝口局長は全国の鉄道安全監査に従事する担当者が32人しかいないことを認め、「全部は無理なので、サンプリング(抽出方式)で検査している。今後はメリハリをつけて監査していきたい」などと説明。しかし、安全確立のための具体的な対策を示せませんでした。
このため穀田氏は、早急に閉会中審査を開き、国交省とともに、JR北海道社長を国会に招致して質疑を実施すべきだと主張。この日の協議では結論は出ず、来週にも理事会を開いて対応を協議することになりました。