2013年10月2日(水)
オスプレイ全機撤去を 配備1年沖縄集会
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沖縄県民の総意を踏みにじる米海兵隊MV22オスプレイの普天間基地への強行配備から1年の1日夕、県庁前でオスプレイ全機撤去を求める集会が開かれました。日本共産党をはじめ政党や平和団体などでつくる「基地の県内移設に反対する県民会議」の主催で、集まった450人が「欠陥機オスプレイは撤去させよう」「平和な沖縄を取り戻すまで団結して頑張ろう」と力強く唱和しました。
沖縄県統一連の新垣繁信代表幹事は「県民がこぞって反対するにもかかわらず、日米両政府はこの1年、愚ろうするようにごう音と恐怖の中に沖縄をさらしてきた。辺野古に基地はいらない、オスプレイはいらないと県民は団結して頑張り抜く」と訴えました。
ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表は、前日に国立高専(名護市)裏の着陸帯でオスプレイ2機が離着陸訓練を再開したことを紹介。「まさに沖縄全域を演習場にしようとしている。日米両政府が沖縄の声を無視するのであれば、国連に訴えるなどあらゆる運動を広げていこう」と呼びかけました。
日本共産党の村山純県委員長代理は「滋賀、高知両県で自衛隊も加わってオスプレイ共同訓練をしようとしているが、これは断じて負担軽減ではなく、日米軍事行動の拡大強化です。全国のたたかいとも連帯して一刻も早く全機撤去させよう」と力を込めました。
日本共産党県議団をはじめ多数の地方議員らが参加しました。