2013年10月2日(水)
岩手県が独自支援提案
7・8月の豪雨災害
住宅再建200万 補修100万円
岩手県は9月27日、7・8月豪雨災害にたいする県独自の支援となる「被災者生活再建支援金支給補助」事業概要と補正予算を9月県議会に提案しました。
全壊・大規模半壊の被害を受けた世帯(単身以外)が住宅を再建する際に200万円、補修に100万円、賃借に50万円の加算支援金を支給。それに至らない程度の住宅被害に遭った世帯(同)でも半壊に20万円、床上浸水に5万円を補助します。
7・8月豪雨災害では、県内で全壊10世帯、大規模半壊8世帯、半壊104世帯、床上浸水229世帯の住宅被害が発生(9月27日現在)。日本共産党の高橋ちづ子衆院議員と地方議員が調査に入るとともに、党県委員会は8月下旬、達増拓也知事にたいし、被災世帯の生活再建支援などの対策を要請しました。
その後、県は予備費を充用して全壊に100万円、大規模半壊に50万円の基礎支援金と、半壊に20万円、床上浸水に5万円の補助を決めました。(すべて単身以外の世帯、単身世帯は4分の3)
住宅再建への県の独自支援は、これに続くものです。
日本共産党の斉藤信県議団長は「県が大震災津波被害に準じて支援をしたことは評価できる。一方、半壊や床上浸水の被害件数が多いので、これらへの、さらなる支援が必要だ」と話しています。